はじめましての物語~ナカノカナ・宮本明香 二人展 お伺いしました。

ここ最近、繁忙and繁忙、おまけに私も体調不良、家族も体調不良が重なり、中々書けなかった感想その1です。

●はじめましての物語~ナカノカナ・宮本明香 二人展

5/23-6/5

ギャラリー住吉橋(堺)

堺の方は住吉大社以外は訪れたことがないので、最初はギャラリーの場所が分からなくて、汗だくでした…

到着したギャラリーの中に広がっていたのは、愛くるしいけれど、作家の細やかなこだわりがつまっていた世界観。

時間をかけなければ、ここまでの空間を作り出すことなんてできないです。昨今タイパが重要視されていると思いますが、それだけではなし得ない価値があったと思います。とにかくすごかった。こういう展示に会いたかったんだろうな…

なんだか、今から10年〜15年前には小さいギャラリーや雑貨屋ではこういった「こだわり」を「審美眼」をたくさん浴びていたな…と少し寂しくも懐かしい気持ちにもなったり。

こだわりは、今はコストに見なされて、随分と重要視されなくなったなと思います。それは、事業としては正解なのかもしれないけれど、0→1を産むには極めて難しい障壁のように、私には思えます。そういった状況に逆行したこだわりを突き詰めた表現発表の場が、心地よかったです。

ナカノさんのところの子たちも、宮本さんのところの子たちも生き生きとしていて、チャーミングで素敵でした。また、見たい展示になりました。でも、同じものには多分出逢えないからこそ、あの日見たものを大切にしようと思います。宮本さんのところのジルマちゃん本当に可愛い…

遅くなりましたが、ナカノさん、宮本さん素敵なものを見せて頂きありがとうございました。

ナカノカナさんHP→https://www.nui-nui-kingdom.com/

宮本明香さんHP→https://www.hanezou.com/

ご縁があり、王様の杖を作らせていただきました。

縫々王国の民達の象徴、ボタンを世界(天空)を動かす歯車に見立てた杖です。素敵でした、王様。