個展「蒐集家の見た夢」ありがとうございました。それと色々。

今年も無事個展が終了いたしました。
毎年のことながら、お客様とギャラリーARCA店主様と家族には感謝しかありません。

本当にありがとうございました。

今年の個展は、中々難産な方で、私もかなり迷いに迷ったものになりました。裏のテーマが「作品一つひとつのクオリティを短期間でどれだけ追及できるか、こだわれるか」でした。
基本樹脂という言ってしまえばありふれた素材で、どれだけオンリーワンのもの、普遍的に美しいものを作れるのかしら?という気持ちで取り組みました。ということもあり、今回の作品のクオリティ的には私は満足してます。まだ、ギャラリーのwebshopでご購入可能です。

また、様々な催事への挑戦も今年は異常に多かったので、その中での時間の捻出も課題でありました。勤め先もどったんばったんしていて、時間が本当になかったです。今思い返しても。よくてきたな、私。

ただ、沢山の課題にも直面したというか、改めて考えていかないと、続けられないなとも思いました。コロナが明けて、ハンドメイドが求められている環境が、多分私が一番不得手な環境になってしまったなとか。そろそろ、『ななついろ洋品店』としての幕を下ろさざるを得ないかなとか色々考える一年でした。作家活動始めたころから、一方的に知っていた作家さんやギャラリーが終わることが多い一年だったから余計に。いつまでも同じなんてないなんて、当たり前ですが、その痛みは直に味わないとわからない。

生きると続けるは本当に難しいですね。

ありがたいことに、2024年も同じ場所で個展をさせていただくことになりました。どこまでできるかはわかりませんが、引き続き誠心誠意努めます。

今後ともよろしくお願いいたします。