ラフを描く その1 (12月のアトリエシード様での個展に向けて)

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今年の12月2日から12日にかけて、個展をさせていただくに至っての色々な過程の記録みたいなものです。

タイトルのように、実際に紙とペンを持って作品のデザインをすることは、私にはそうそうありません。そもそも、絵を描くことができないことです。
学生時代は美術10やまたは約8割位の成績を常にキープしていましたが、その内訳は中の少し上の技術とペーパーテストと授業態度と、クラス委員を歴任していたことによるパブリック・イメージによるものでした。「恐らく」としか今となっては言えませんが。

イメージ戦略は閉鎖空間だと、その効果は増しますね。

脱線しました。

話は戻って、絵を描くことが出来ないので、作品やディスプレイや個展を組み立てるときは、紙とペンを持って、ひたすら言葉を並べます。
「日常で身につけられる、非日常なきらきら」という『ななついろ洋品店』のコンセプトと個人的なテーマである「色の自由な選択から、何かを選択することの自由とそれにより自身の誇りを確認できる」ことは必ずベースにおいて、連想ゲームみたいに言葉を書いていきます。それが、炭酸の泡みたいに、浮かんでは弾けて、新しいものが浮かんで……だんだん、その中からタイトルが出来て、作りたいモチーフが出来たり、消えたり。それを期日の中で、納得いくまで繰り返していきます。

今も、頭の中で色々な言葉が遊泳するみたいにふよふよ巡っています。

今回も楽しみながら、苦しみながら、形にしていきたいです。